ずるやすみ

演劇集団LGBTI東京に所属するパンセクシャルの理緒のブログです。そういう話もそうでない話も、ぼちぼち更新していきます。

わたしのセクシャリティ。

わたしのセクシャリティについて。

パンセクシャルと言ってるけど、自分でもあまり分かってないのが本音です。

実際のところまだまだセクシャルマイノリティについても勉強中。

 

でも最近、「LGBT」という言葉をよく目にするようになって、セクシャルマイノリティの人達のための制度も増え始めた。

その事に対して、どんな感情を抱かれようが、異性以外にも恋愛感情を抱く人がいるということが知られるのはいいことなんだと思っています。

 

「無知」、「無関心」ほど怖いものはありませんから。

 

 

わたしが、女の子を好きになったのは小学校6年生の頃。一番仲の良かったお友達でした。

最初はきっと友達としての好きの延長上。

でも思春期真っ盛りのわたしは、彼女にキスをしたいと思ったり、触れたいと思ったりした。

(それが叶ったかどうかは触れないでおくけど)

 

それでも当時は、レズなんて言葉は知らなかったし、そういう人たちがいることも知らなかった。ましてや、女の子を好きになっている自分になんの感情も抱かなかった。

言い方を良くすれば、それ程彼女に夢中だった(笑)

今では考えられないほど好きな子にべったりだったし、嫌われる!って思ったら所構わず泣いたりした。本当、イマドキの言葉を使えばメンヘラって言葉が合ってたと思う。もし話すことが許されるなら謝りたいくらい…(笑)

 

LGBTという言葉を知ったのは高校生の時。

きっかけは共通の趣味でお友達になったFTMの子の存在。

わたしはその時、自分はBのバイセクシャルなんだと思った。

それから、男の人とも女の人とも、人間として魅力を感じた人と付き合ってきた。

でも、周りには彼氏が出来た時は報告してたけど、彼女が出来た時は報告出来なかった。

ダメなこととは思わなかったけど、言えなかった。隠してた。

そしてこの前、パンセクシャルという言葉を知った。

パンセクシャルは、男の人も女の人も、それ以外のセクシャルの人も恋愛対象になる人のこと。

これだわ!と思った。ストン!と腑に落ちた。

別に名前なんて付けなくていい事は沢山あるけど、

わたしは多分、好きになった人がたまたま女の子だっただけ。なんて聞き分けのいい子のフリをしながら、自分が何者か模索してたんじゃないかって思った。

自分でわたしはパンセクシャルだから!って自分を受け入れてあげて、それで少しでも気持ちが楽になるなら、それでいい。

 

わたしはわたし。あなたはあなた。

男の人を好きになっても、

女の人を好きになっても、

FTMや様々なジェンダーの人を好きになっても、

恋して苦しんだり喜んだりするのは一緒。

 

頭ではわかってても、わたしもカミングアウトは難しい。

どんな反応をされるんだろうって思う。

 

周りのこと、信用してない訳じゃない。

今更周りの目が気になる訳でもない。

 

でも、ちょっと怖い。

 

わたしにとって、セクシャリティを否定されることは、

外見を否定されたり馬鹿にされるのと同じだから。

 

うーーーん。

まあここでうじうじしてても仕方ないよね。

 

まだまだこれから生きていくと、

考え方も変わるんだろうから

気長にぼちぼちやっていきますか!!

 

まだまだ根強い偏見ニモマケズ!

時々訪れる自己嫌悪ニモマケズ!

 

人間らしく沢山泣いて悩んで笑って食べて寝て🌻

健康第一🙆🏼‍♀️💋

 

明日からもにこにこ笑顔で頑張ろ〜!

 

最後まで読んでくれた人ありがとう♡

 

理緒🐱